
私の尊敬する恩師 上智大学外英 故デニ ペティート教授
- naritaeigojyuku
- 4月11日
- 読了時間: 5分
皆さん、こんにちは!
今日は私が上智大学での尊敬する先生から学んだことを書いてみます。
― 視点が変われば人生が変わる ―
私が学生時代に出会った、
外国語学部英語学科 デニ・ペティート教授
ラフな服装にサンダル。まるでヒッピーのような自由な雰囲気の先生でした。
気さくで人気が高く、授業は常に満員。履修は抽選でした。いつも学生に囲まれてました。
私は幸運にも「米国社会論」の授業を受けることができました。
そしてこの授業は、今の私の考え方の土台になっています。
■ 扱っていたテーマ
この授業は、いわゆる英語の授業ではありませんでした。もちろん英語のみの授業、教科書はありません。
・アメリカの社会構造(人種・格差・階層)
・文化や価値観(自由・個人主義・多様性)
・メディアやポップカルチャー
・日本との違い(比較文化)
しかし本当の目的は、
「社会をどう見るか」を学ぶことでした。
■ 授業スタイル
授業は一方的な講義ではなく、必ず“問い”から始まりました。
What color did you like when you were a child?
“Pink.”
Why did you like pink?
Did you really choose it?
一見シンプルな質問ですが、ここに大きな意味があります。
■ 本当に自分で選んでいるのか?
例えば女の子は、
・生まれたときからピンクの服を着せられる
・おもちゃや身の回りの物もピンクが多い
・周りの大人も「女の子=ピンク」と扱う
こうした環境の中で育ちます。
その結果、自然と「ピンクが好き」と思うようになる。
でもそれは、自分で選んだのではなく、環境によって作られた可能性があるということです。
職業も同じ、自分で選んだと思ってるだけで、本当は生まれた時から与えられた情報によって左右されている。職業もスポーツも。
■ Critical Thinking(批判的思考)
先生の授業で最も重要だったのは、
Critical Thinking(批判的思考)でした。
・それは本当に正しいのか?
・誰の立場の意見なのか?
・反対の視点はないのか?
常に問い続ける。
先生のテストは厳しく、大量の資料を読み込みましたが、それ以上に「考える力」が鍛えられました。
■ なぜ影響が大きかったのか
理由はシンプルです。
普通の授業は→ 知識を覚える
この授業は→ 自分で考える
この違いが、私の価値観を大きく変えました。
■ 私が学んだ一番大切なこと
先生から学んだことは
情報が変われば価値観が変わる
価値観が変われば選択が変わる
選択が変われば、お金の流れが変わる
つまり、
情報には、人の行動を動かす力があるということです。
■ 情報が人を動かす仕組み
私たちは「自分で選んでいる」と思っていますが、実際には情報によって大きく影響を受けています。
例えば、大企業のCM。
繰り返し同じメッセージやイメージを見せることで、
・「これがいいものだ」と思わせる
・「これが好きだ」と感じさせる
・最終的に「これを選ぶ」という行動につながる
つまり、
情報 → 価値観 → 選択 → 消費
という流れが作られているのです。
エンターテインメントと情報戦略
その代表例の一つが、
ディズニーは映画やキャラクターだけでなく、
メディアそのものにも影響力を持っています。
例えば、アメリカの大手テレビネットワーク
American Broadcasting Company(ABC)を傘下に持っています。
これは単なるビジネスではなく、「どんな情報を、どのように人々に届けるか」まで設計できるということです。
ミッキーマウスはただのネズミではないのです!
私たちの「好き」や「選択」は、
純粋に自分だけのものとは限りません。
だからこそ大切なのは、どんな情報に触れるかを選ぶこと、そしてその情報を疑う視点を持つこと
です。
情報を制する者が、選択を制する。
そして選択が、人生をつくります。
ここからメディアや個人情報保護法について話が広がっていきました。本当に授業が楽しくて、ワクワクでした。
人は「自分で選んでいる」と思いがちですが、本当でしょうか。
しかし実際には、社会や環境に大きく影響されています。
だからこそ大切なのは、
視点を変えること
そして問い続けること、本当は何が自分はやりたいのだろうかと。
人生は大きく変わり始めます。
英語を学ぶ意味
英語は「情報の入り口」を広げるツール
英語は、ただの言語ではありません。
情報の入り口を広げるツールです。
・日本語だけ → 日本の情報
・英語も使える → 世界の情報
つまり、
触れられる情報の量と質が変わるのです。
■ 情報が変われば、人生が変わる
世界の情報に触れることで、
・日本だけの価値観に縛られなくなる
・「こうでなければならない」という思い込みが外れる
・新しい考え方が入ってくる
その結果、
思考が広がり、人生の選択肢が増えるのです。
■ 視野が広がると、心も軽くなる
視野が狭いと、
「これしかない」
「こうしなければならない」
と感じてしまい、苦しくなります。
でも、
視野が広がると、
「こういう考え方もある」
「別の選択もできる」
と気づけるようになる。
だから、
心に余裕が生まれ、いい意味で “ケセラセラ” になれるのです。
最後に
デニ・ペティート先生は、
英語を通して“社会を見る力”を育てた恩師でした。ありがとうございました。卒業して先生に会いに行けばよかったと後悔しきりですが、先生の授業はわすれません。
ブログを書きながら、よく覚えてるなと自分にびっくりです。授業ノートを見つけたら、また書こうかなーとおもっています。
そして私は今、
その考えを自分の教育にも活かしています。

