
🐶PART 1 リスニング力を伸ばす!
- naritaeigojyuku
- 8月8日
- 読了時間: 5分
更新日:8月18日
【第1回】リスニング力を伸ばす
なぜ英語が聞き取れないの?
まずは3つの土台を固めよう
みなさん、こんにちは!
成田英語塾NETSの高橋です。
夏バテしないように、
栄養のあるものを食べて元気に過ごしましょう!
さて、英語を勉強している生徒から
よくこんな声を聞きます。
「文章で見ると単語は知っているの
音声になると聞き取れません」
「英文を読めば分かるのに、
聞くと分かりません」
「何度聞いても、英語が速すぎて聞こえません」
でも、これは珍しいことではありません。
そして、リスニング力は、
ただ英語をたくさん聞けば、
伸びるわけでもありません。
大切なのは、
今回はまず、
リスニングを支えている
3つの土台についてお話しします。
① 単語知識
知らない単語は、基本的には聞き取れません。
正確には、音として耳には入っていても、その音と意味が結びついていなければ理解できません。
ですから、英単語は、
見たら分かる
だけでは足りません。
聞いた瞬間に意味が分かる
ところまで持っていく必要があります。
特に、高校英語や大学受験、英検準2級・準2級プラス・2級・準1級とレベルが上がるにつれて、必要な語彙が増え、求められる学習量も大きくなっていきます。
「そんなのは当たり前」と
思われるかもしれません。
しかし、頭では分かっていても、
一人で学習量を増やし、
それを継続していくことは、
決して簡単ではありません。
「単語を覚えなければ」
と分かっているのに、
つい先延ばしにしていませんか?
単語力は、リーディングだけでなく、
リスニングを支える大切な土台でもあります。
だからこそ、単語はスペルと意味だけでなく、
発音も一緒に覚えることが重要です。
単語帳をめくり、
スペルと意味を目で追っていると、
それだけで勉強した気になるかもしれません。
しかし、発音を確認せず、
文字だけで覚える単語学習は、
思っている以上に非効率です。
「文字で見れば分かるのに、
音で聞くと分からない」という状態を
防ぐためにも、必ず音声を聞き、
声に出しながら覚えていきましょう。
自分が間違った発音で覚えている単語は、
正しい発音で流れてきても、
知っている単語として
認識できないことがあります。
さらに重要なのがスピードです。
単語の意味を10秒考えて思い出せても、リスニングでは次の英文が流れていってしまいます。
「知っている」から「瞬時に分かる」へ。
ここまで繰り返す必要があります。
② 文法知識
リスニングと文法は、
別々の勉強ではありません。
英語の語順や文の
仕組みが分かっていると、
音声を聞きながら前から
意味を処理できるようになります。
例えば、
I’d like to go to the park with my friends.
という英文なら、
I’d like to /
go to the park /
with my friends.
「私は〜したい」
「公園へ行く」
「友達と一緒に」
というように、聞こえてきた順番に
意味を取っていきます。
文法が分かっていれば、
「次にはこういう情報が来るかもしれない」
と予測することもできます。
反対に、一つひとつの単語が聞こえていても、文の構造が分からなければ、全体の意味がつながりません。
文法は、リスニングを支える大切な土台なのです。
③ 発音知識
もう一つ、とても大切なのが発音です。
英語は、教科書に書かれている単語を一語ずつ、はっきり発音してくれるわけではありません。
単語同士がつながる連結。
音が弱くなる弱形。
一部の音が聞こえにくくなる脱落。
実際の英語では、さまざまな音の変化が起こります。
そのため、文字で見れば簡単な英文でも、音声になると、
「え?今、何て言ったの?」
となることがあります。
これは必ずしも「耳が悪い」わけではありません。
英語の音のルールをまだ知らないだけかもしれないのです。
「分かる」と「聞いた瞬間に分かる」は違う
単語や文法を勉強したばかりの頃は、
頭の中で考えながら理解します。
しかし、実際のリスニングでは、
英語は待ってくれません。
一文を日本語に訳している間にも、次の英文が流れてきます。
だから必要なのが、
反復練習による自動化です。
考えながら理解する
↓
繰り返すことで反応が速くなる
↓
考えすぎなくても意味が分かる
この状態を目指します。
リスニング力が伸びるとは、
単に知識を増やすことではありません。
持っている英語の知識を、
瞬時に使えるようにすることでもあるのです。
聞き取れないのには、理由がある
私は長く英語を教えていますが、生徒が
「リスニングができません」
と言ったとき、それだけで「リスニングが苦手な子」とは考えません。
なぜなら、
聞き取れない原因は一人ひとり違うからです。
「できない」には、必ずその先があります。
なぜできなかったのか?
そこに気づけば、
次に何を勉強すればよいのかが見えてきます。
私は、生徒たちに「できなかった」で終わってほしくありません。
できなかったことは、
次に伸ばす場所を教えてくれる材料だからです。
では、実際にどうやって聞き取れる英語を増やしていけばよいのでしょうか。
次回は、
「聞く → 分析する → 補う → もう一度聞く」
という具体的な練習方法と、オーバーラッピング、シャドーイング、ディクテーションについてお話ししますね。。

